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Oct 1
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v39-40

(Source: matogrosso.jp)

v30-38

Sep 7
Sep 7
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Sep 6
松下の遅延素子(BBD)および駆動素子のコンパチ部品を使用したアナログディレイです。「REPEAT RATE」はディレイタイムの設定。MAX側にするとディレイタイムが短くなります。それからすると逆のように感じますが、あくまで定時間内の繰り返し数と表記通り解釈すれば正しいです。「INTENSITY」 はディレイのフィードバック量(リピート回数)の設定。アナログの連続量調整なのですが、MINから8時くらいの間では、エコーの終わりがズバッと切れて しまう聴感上好ましくない設定になるので注意が必要に思います。ディレイタイム設定との相乗的な結果として得られるエコー継続時間は、極短かめから10秒 近くにもなります。ディレイタイム設定にもよりますが、2時過ぎくらいからMAX側は発振を起こします。「ECHO」は原音に対するディレイ音のミックス比の設定。バッファやフィルター回路を通るので、MINにしても100%原音どおりという訳ではありません。またディレイ音のみを取り出す機能はありません。「REPEAT  RATE」に関して、ボリューム位置とディレイタイムの関係は実測の結果下記のとおりでした。アナログなのでタイム調整はシームレスです。おそらく、 MINで300msになるように内部で調整出荷しているようなので、個体差もあまりなくほぼこれに近いと思います。正比例で無い点に注意です。(MAXを 5時、MINを7時としてグラフを書いてみればおよそ全体がわかるでしょう。)MAX  16ms 4時  41ms3時  88ms12時 218ms9時  282msMIN  304ms (サンプリング周波数6.76kHz)聴感上エコーと感じない4時からMAXぐらいにすると、音の厚みが増し、前に出てくるようになります。下 記にも記していますが、エコーバック音自体には上記サンプリング周波数の1/2以下の帯域制限が掛かっていますので、ハイ落ちです。高い倍音成分がエコー で戻ってくることはありませんが、適度な耳に馴染みやすい中域以下の厚みが増す結果が温かみを感じる音になっていると思われます。(DSPによるアナログ ディレイのモデリングでは、この帯域制限を調整できるようにしているものもありますね。ZOOM G3など)アナログなので当然ですが、デジタル臭さとも 全く無縁です。回路的に解析してみたところ、モデルとなった約30年前のBOSS製アナログディレイDM3のほぼフルコピーでした。ただ し、BBD等除き多くの部品が表面実装になったこともありますが基板実装にはベリンガーの独自性があり、オリジナルよりもより理想的なレイアウトになって います。無駄な引き回しが少ないとか入出力のオペアンプを独立させたなどは推定好結果に結びついていると思われます。なお、メーカーHP の商品説明にノイズリダクション回路搭載とありますが、これはBBD前後での帯域制限をするためのもので、ラインのハムを含むノイズを除去する目的ではあ りません。ただ、この装置自体のノイズはON/OFFに関わらず非常に少なく思います。そこがとても好感です。ダイレクトアウトですが、バッファーを通過するので電源を投入しないと出力は出ません。ちなみにバッファーは超低ノイズのFETが使用されています。簡易なバッファアンプにもなりますし、本機全体の暖色系の音は、このバッファ段によるところも大きいと思います。消費電流の実測結果ですが、9.0V投入&リピートレートMIN時、OFF時 16.1mAON時  17.3mAでした。(リピートレートをMAXにすると2割ほど増。発振動作はほとんど影響なし。)公称値は30mAとされていますので、それのほぼ半分だったことになりますが、マンガン006P電池ではちょっと長時間には厳しく、電池駆動するのであればアルカリがオススメです。ベリンガーに共通の設計と思いますが、ACアダプターの逆極性接続には対策がしてあって、仮に誤接続しても本機、アダプターとも壊れません。ディスコンになって久しい要の電子部品を海外の半導体部品メーカーが復刻したことで、こうした製品が成立したことのように思いますが、こうしてまで再生をしようとしなかった日本メーカーを考えると、ベリンガーの存在価値をみるような気がします。

松下の遅延素子(BBD)および駆動素子のコンパチ部品を使用したアナログディレイです。

「REPEAT RATE」はディレイタイムの設定。MAX側にするとディレイタイムが短くなります。それからすると逆のように感じますが、あくまで定時間内の繰り返し数と表記通り解釈すれば正しいです。
「INTENSITY」 はディレイのフィードバック量(リピート回数)の設定。アナログの連続量調整なのですが、MINから8時くらいの間では、エコーの終わりがズバッと切れて しまう聴感上好ましくない設定になるので注意が必要に思います。ディレイタイム設定との相乗的な結果として得られるエコー継続時間は、極短かめから10秒 近くにもなります。ディレイタイム設定にもよりますが、2時過ぎくらいからMAX側は発振を起こします。
「ECHO」は原音に対するディレイ音のミックス比の設定。バッファやフィルター回路を通るので、MINにしても100%原音どおりという訳ではありません。またディレイ音のみを取り出す機能はありません。

「REPEAT  RATE」に関して、ボリューム位置とディレイタイムの関係は実測の結果下記のとおりでした。アナログなのでタイム調整はシームレスです。おそらく、 MINで300msになるように内部で調整出荷しているようなので、個体差もあまりなくほぼこれに近いと思います。正比例で無い点に注意です。(MAXを 5時、MINを7時としてグラフを書いてみればおよそ全体がわかるでしょう。)
MAX  16ms 
4時  41ms
3時  88ms
12時 218ms
9時  282ms
MIN  304ms (サンプリング周波数6.76kHz)

聴感上エコーと感じない4時からMAXぐらいにすると、音の厚みが増し、前に出てくるようになります。
下 記にも記していますが、エコーバック音自体には上記サンプリング周波数の1/2以下の帯域制限が掛かっていますので、ハイ落ちです。高い倍音成分がエコー で戻ってくることはありませんが、適度な耳に馴染みやすい中域以下の厚みが増す結果が温かみを感じる音になっていると思われます。(DSPによるアナログ ディレイのモデリングでは、この帯域制限を調整できるようにしているものもありますね。ZOOM G3など)アナログなので当然ですが、デジタル臭さとも 全く無縁です。

回路的に解析してみたところ、モデルとなった約30年前のBOSS製アナログディレイDM3のほぼフルコピーでした。ただ し、BBD等除き多くの部品が表面実装になったこともありますが基板実装にはベリンガーの独自性があり、オリジナルよりもより理想的なレイアウトになって います。無駄な引き回しが少ないとか入出力のオペアンプを独立させたなどは推定好結果に結びついていると思われます。

なお、メーカーHP の商品説明にノイズリダクション回路搭載とありますが、これはBBD前後での帯域制限をするためのもので、ラインのハムを含むノイズを除去する目的ではあ りません。ただ、この装置自体のノイズはON/OFFに関わらず非常に少なく思います。そこがとても好感です。
ダイレクトアウトですが、バッファーを通過するので電源を投入しないと出力は出ません。ちなみにバッファーは超低ノイズのFETが使用されています。簡易なバッファアンプにもなりますし、本機全体の暖色系の音は、このバッファ段によるところも大きいと思います。

消費電流の実測結果ですが、9.0V投入&リピートレートMIN時、
OFF時 16.1mA
ON時  17.3mA
でした。(リピートレートをMAXにすると2割ほど増。発振動作はほとんど影響なし。)
公称値は30mAとされていますので、それのほぼ半分だったことになりますが、マンガン006P電池ではちょっと長時間には厳しく、電池駆動するのであればアルカリがオススメです。
ベリンガーに共通の設計と思いますが、ACアダプターの逆極性接続には対策がしてあって、仮に誤接続しても本機、アダプターとも壊れません。

ディスコンになって久しい要の電子部品を海外の半導体部品メーカーが復刻したことで、こうした製品が成立したことのように思いますが、こうしてまで再生をしようとしなかった日本メーカーを考えると、ベリンガーの存在価値をみるような気がします。

ヤンマガ未公開ショット

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